世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体「UFC」のイベント「UFC 312」は2月9日、オーストリア・シドニーのクドスバンクアリーナで開催され、メインのUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者ドリカス・ デュ・プレシ(31=南アフリカ)がショーン・ ストリックランド(33=米国)と対戦する。シドニーでUFCのイベントが開催されるのは2023年9月10日の「UFC293」以来で7回目となる。
両者は昨年1月20日の「UFC297」で対戦。激しい打撃戦となり、挑戦者のデュ・プレシが2-1のスプリット判定でストリックランドを破り、南アフリカ初のUFC王者となった。
デュ・プレシは昨年8月18日の「UFC305」で元ミドル級王者のイスラエル・アデサンヤ(ニュージーランド)をリアネイキッドチョークで退け、初防衛に成功。20年のUFC参戦から無傷の8連勝で、ストリックランドとの再戦を迎える。自身のインスタグラムでは鍛え上げられた肉体とともに「殺すか殺されるか、準備はできている。いよいよファイトウイークがやってきた」と心境を語っている。
一方のストリックランドは、23年9月10日の「UFC 293」で当時の王者アデサンヤから1Rに右ストレートでダウンを奪い、3-0の判定で王座を獲得した。この一戦は当初、デュ・プレシがアデサンヤに挑戦予定だったが、デュ・プレシの足の負傷によりストリックランドにチャンスが巡ってきたものだった。初防衛戦は僅差でデュ・プレシに敗れたが、昨年6月1日の「UFC302」ではミドル級7位のパウロ・コスタ(ブラジル)を2-1の判定で破り、再び因縁の相手とのタイトルマッチにたどり着いた。
激戦必至の一戦が行われる大会の模様は、2月9日午前7時30分からU-NEXTでライブ配信される。大会には、女子ストロー級王者ジャン・ウェイリー(35=中国)も参戦。レスリング世界選手権銅メダリストで、吉田沙保里との対戦経験もあるプロ10戦全勝のタティアナ・ スアレス(34=米国)を相手に、3度目の防衛戦に臨む。