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DeNA・ドラ3加藤“ポスト宮崎”名乗り!初のライブBP2打数2安打1四球 村田コーチは積極性高評価

スポニチアネックス 2025年2月7日 5時31分

  DeNAはドラフト3位の加藤響内野手(22=四国・徳島)がライブBP(実戦形式の打撃練習)で2安打。新人が猛アピールした。

 DeNAに「ポスト宮崎」誕生の予感が漂った。沖縄・宜野湾キャンプで初参加した「ライブBP」。加藤は3打席に立って2打数2安打1四球で存在感を示し「積極的に初球からいくと決め、打てたのは良かった。最初にしては凄いいい感じでした」と声を弾ませた。

 いずれも初球打ちで決めた快打2本。初打席は三嶋のスライダーを左前へ打ち返し、2打席目では先発転向で意気込む伊勢の初球の直球を右中間二塁打にした。3打席目はディアスから四球。「プロの投球の切れは今までとは違う。その中で村田(野手)コーチからも“積極的にいけたのはよかった”と言われた」と評価を得て笑顔いっぱいだった。

 東洋大野球部を3年冬に退部。昨季は四国・徳島でプレーし、64試合で打率・311、6本塁打、41打点を残した。大学には籍を残したままで今春には卒業の見込み。強打の右打ち内野手としてドラフト指名され、バットも重心がグリップから離れた長距離砲に多い「トップバランス」を使用するなど求められる役割を自覚する。

 DeNAの内野陣は左打者が多く、長距離型の日本人右打者は宮崎と牧くらい。特に宮崎は12月に37歳を迎える13年目のベテランで、後継者候補の出現が待望久しい。同じ四国・徳島出身の1学年先輩の井上には食事に誘われてステーキをごちそうされるなど、競争へ気持ちは高まる。当面の目標は開幕1軍入り。「野球だけではなく、私生活からきめ細かに気を配り頑張っていきたい」とさらなるアピールを期した。(大木 穂高)

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