阪神OB会によるキャンプ陣中見舞いのため宜野座を訪れた掛布OB会長が、新クリーンアップのキーマンに「5番・大山」を挙げた。
「大山が今年の打線を左右すると思う。4番が期待される森下は動じるタイプじゃないけど、後ろに大山がいるというのが森下にとっても大きい。藤川監督も『5番・大山』を重要視していると、ちょっと聞きました」
さらに、掛布OB会長は目立った選手として中野と佐藤輝の名を挙げた。「中野は全然打ち方が変わって、いい形になっている。佐藤も左方向への意識がはっきり出ている。ようやく浜風のことが分かったんじゃないか。甲子園で10本以上打たないと30本塁打はクリアできないが、変な体のブレもないし、相当いい状態」と期待を寄せた。(鈴木 光)