広島のドラフト2位・佐藤柳(富士大)がフリー打撃に初登板し、打者5人相手に25球を投じて安打性1本に抑えるアピールに成功した。球速以上の切れを感じさせる直球は最速145キロを計測。内角直球で中村奨と同4位・渡辺(富士大)のバット計2本へし折り「(捕手に)“ベース板での強さがある”と言ってもらえたので良かったです」と、うなずいた。
昨秋ドラフトで育成を含む6選手が指名された富士大出身の最速148キロ左腕。渡辺との「富士大対決」も実現し「(渡辺に)少し力を入れた。(渡辺)悠斗の打席で一番いい球がいきました」と笑った。新井監督からは「バットを2本も折ったように、球速以上にスピンが利いていた。ベース板での強さも感じた」と評価された。