NBAは6日(日本時間7日)で今季のトレード期限が終了した。トレードの噂もあったレイカーズの八村塁は残留することになった。
今季のレイカーズは世界に衝撃を与えた。昨年12月29日からトレードに動き始めた。常にトレードの噂で名前が挙がっていたディアンジェロ・ラッセル、マクスウェル・ルイス、2027年2巡目指名権、2030年2巡目指名権、2031年2巡目指名権をネッツへ送り出して、3&Dの名手であるドリアン・フィニー・スミスとシェイク・ミルトンを獲得した。
1月24日にアンソニー・デイビスが米スポーツ局「ESPN」のシャムズ・シャラニア記者に「僕たちにはもう1人のビッグマンが必要だと思っている」とチームにセンター選手の獲得していることを明かしていた。そこから八村のトレードの噂も上がっていた。
そしてトレード期限まで1週間を切った2月1日、世界に衝撃が走った。レイカーズはアンソニー・デイビス、マックス・クリスティ、29年ドラフト1巡目指名権をマーベリックスに送り出して、マーベリックスからルカ・ドンチッチ、マキシ・クレバー、マーキーフ・モリスを獲得し、さらにジャズも絡む3チーム間の大型トレードが合意した。
このトレードはマーベリックスからレイカーズにアプローチし、ドンチッチを提示。そしてレイカーズの幹部はドンチッチと面談して、今後10年間“チームの顔”にするために、NBA史上初のシーズン途中での現オールNBA選手同士のトレードとなった。
デイビスをマーベリックスに放出した中で、トレード期限前日に求めていたセンターを獲得した。レイカーズは新人のコネクト、レディッシュ、31年ドラフト1巡目指名権、30年1巡目指名権交換権利をホーネッツへ送り出して、ホーネッツからセンターのマーク・ウィリアムズを獲得した。新加入のドンチッチがレイカーズ幹部にロブパスの脅威となる機動力のあるビッグマンとプレーしたいことを希望したことからこのトレードに動いたようだ。
6日にトレード期限が終了し、八村もレイカーズに残留することになった。トレード期限終了後の「ESPN」スタメン予想では新加入のドンチッチ、ウィリアムズそして八村、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズの5人が名を連ねていた。名門が20年以来のNBAチャンピオンに向けてシーズン後半加速する。