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「一連の騒動に終止符を打った」水原被告に禁錮4年9月、賠償金26億円 米メディアも続々と報道

スポニチアネックス 2025年2月7日 8時3分

 米カリフォルニア州の連邦地裁は6日(日本時間7日)、ドジャース・大谷翔平選手(30)の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われた元通訳、水原一平被告(40)に対して禁錮4年9月や大谷へ1700万ドル(約26億円)の賠償を言い渡した。

 水原被告は量刑言い渡しに先立ち法廷で「大谷選手に申し訳ない」と謝罪した。求刑は禁錮4年9月と釈放後3年間の保護観察処分、大谷選手への賠償などだった。

 

 裁判資料によると、水原被告は大谷の通訳だった2021年11月ごろから昨年3月ごろにかけ、違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すために大谷の口座から胴元側に不正に送金した。野球カードの購入費や歯の治療費もこの口座から支払ったほか、口座から得た金を22年の課税所得として報告せず、虚偽の納税申告もした。

 水原被告は捜査当局に一時拘束され、連邦地検との司法取引に応じて罪を認めた。

 米メディアも量刑言い渡しを続々と報道。米誌「ニューズウィーク」(電子版)は「このニュースは大谷選手がロサンゼルスで最初のシーズンを迎えようとした矢先に、メジャーリーグとそのスター選手に衝撃を与えた一連の騒動に終止符を打った」と報じた。

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