エンゼルスがヨアン・モンカダ内野手(29)と500万ドル(約7億5000万円)の1年契約で合意したと6日(日本時間7日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。
両打ちのモンカダは16年にレッドソックスでメジャーデビュー。翌年からホワイトソックスに移籍し、19年には132試合で打率・315、25本塁打を記録した。メジャー通算は747試合で打率・254、93本塁打、339打点、32盗塁。
キューバ出身で23年WBC、昨年のプレミア12に出場している。
ホ軍移籍直後の2017年にはMLBのプロスペクトランキングで2位に入るなど将来有望選手として期待が高かった。ただ、近年はケガが多く、直近3年は50試合以上欠場。昨季も左内転筋を痛め、出場はわずか12試合にとどまった。
エンゼルスの三塁手にはレンドンがいるが、こちらも故障がちなため、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はモンカダが正三塁手になる「可能性が高い」と記した。
エンゼルスは今オフ、菊池雄星をはじめ、カイル・ヘンドリックス、トラビス・ダーノーなど経験豊富な選手を補強している。