◇米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第1日(2025年2月6日 アリゾナ州 TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)
第1ラウンドは日没サスペンデッドとなった。大会2勝の松山英樹(32=LEXUS)は5バーディー、4ボギーの1アンダー70で回り暫定44位で発進した。首位と6打差。
インから出て13番パー5でバンカーからの第3打をピン側に寄せてバーディーを先行させた。15番パー5では池越えの第3打を1・8メートルにつけてスコアを伸ばし、17番では奥から4・5メートルのバーディーパットを沈めた。
後半の2番でボギーを叩いたものの、パー5の3番でフェアウエーバンカーからグリーン奥のエッジに運びバーディーでバウンスバック。4番でも1・8メートルのチャンスをものにして連続バーディーを奪った。
しかし6番で1・5メートルのパーパットがカップに蹴られると、続く7番でも1・2メートルがカップをなめた。8番ではアプローチを寄せ切れず3連覇ボギーを喫した。
この日はフェアウエーキープ率が21・43%、パーオン率が55・55%でショットが定まらなかった。
松山は「パットがうまくいかなかったし、ティーショットもほとんどフェアウエーに行っていない。チャンスにつける回数も少なく、思うようなプレーができなかった」と悔しそうに話した。
久常涼(22=SBSホールディングス)は3バーディー、5ボギーの2オーバー73で回り暫定92位と出遅れた。
ウィンダム・クラーク(31=米国)が7アンダー64で暫定トップに立った。