元テレビ朝日社員の玉川徹氏が21日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自身のコメントについて、訂正して謝罪した。
番組では、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)の銀行口座から約1659万ドル(約25億3000万円)を盗み、違法スポーツ賭博の胴元に不正送金し、銀行詐欺罪などに問われた、大谷の元通訳水原一平被告(40)の判決公判について詳報。カリフォルニア州オレンジ郡サンタアナの連邦地裁が6日(日本時間7日)、水原被告に禁錮4年9月、賠償金1700万ドル(約26億円)の量刑を言い渡したことなどを伝えた。
玉川氏は「この量刑というのは、日本と比べるとどうだろうっていうのをちょっと考えたんですよね」と言い、「金額が巨額ですよね、26億円の詐欺ということですから、日本で26億円の詐欺ということが認められたら量刑としてはどれくらいになるのか。詐欺罪って懲役10年以下ですよね。日本だったらこの金額になると初犯でも実刑になるんじゃないかなと思う」と指摘。「米国の場合は執行猶予ってないんですか?日本の場合だと大体、懲役5年未満だと執行猶予がつくことがあるんですけど、米国には執行猶予はないんですか?」と出演の国際弁護士に質問するなどした。
この水原被告の判決公判の特集を終え、別の話題に移ったが、その1時間5分後に司会の羽鳥慎一アナウンサーから「今日、お伝えしました水原被告の判決のニュースについて玉川さん」と話を振られると「先ほど日本で執行猶予がつくのは刑期5年未満の人が多いという話を私、したんですけど、正確には、正しくは、3年以下でした。訂正して謝罪いたします」と頭を下げた。