ITジャーナリストの三上洋氏(60)が、7日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。がん治療の進捗状況を報告した。
三上氏は、昨年11月に受診した人間ドックをきっかけに、腎臓と肺に6センチの腫瘍が見つかった。2カ所にがんが発覚したため、すでに転移をしている「ステージ4」の可能性を医師から指摘されたが、検査の結果、別の2つのがんが偶然同時にできた状態であると判明。そして、12月に右腎臓を摘除し、1月から肺がんへの放射線、抗がん剤治療を開始した。
2月6日、三上氏は腎がんの病理診断の結果について「T1B N0 M0」と報告。ステージ(T)が1Bで、リンパ節転移(N)がなく、M(遠隔転移)もない「軽めのがん」だったと明かし「完全切除に成功しました。そして、追加の抗がん剤の治療は必要ありませんというふうに先生に言われております」と喜んだ。
今後は、肺がん治療に専念。なお、三上氏はすでに抗がん剤治療を2回、放射線治療を5回行っている。医師の所見では、予想より早く腫瘍が小さくなっているため、放射線が効きやすい腫瘍の可能性があるという。副作用を鑑み、今後は放射線治療を弱める方針も視野に入れていると説明していた。