イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)(51)が7日、都内で行われた株式会社「セブン―イレブン・ジャパン」(本社・東京都千代田区)とMLBのパートナーシップ契約の発表会にスペシャルゲストして登場。“鈴木”違いのハプニングについて語った。
同社はMLBとのパートナーシップ契約を締結し、3月18、19日に東京ドームで行われるドジャース―カブスの開幕シリーズの観戦チケットやオリジナルグッズが抽選で当たるキャンペーンを実施することを発表した。
スペシャルゲストして登場したイチロー氏は、同じ「鈴木」姓のカブス・鈴木誠也にまつわる秘話を紹介。前回2023年のWBCの大会前に鈴木誠也が左脇腹を痛め、出場を辞退した。大会中、侍ジャパンのベンチには「SUZUKI 51」のユニホームが飾られ、ナインが誠也の無念を晴らし、見事に世界一を奪還した。
イチロー氏は「前回のWBCの時、ダグアウトで鈴木選手がケガで参加できなかった時、「51番・鈴木」ってユニホームがかかっていた時に、アメリカの人に“お前はすごいな”と言われた」と同じ鈴木でさらには背番号も同じ51番だったことから米国人に勘違いされたと明かした。
その人には「あれは僕ではない」と否定したといい、苦笑いしつつもうれしそうに語った。
イチロー氏は日本での開幕に向けて「ワールドチャンピオンのドジャースを間近で見られるというのはとても貴重な機会」と笑顔。そして、「大谷選手、山本選手、今永選手、鈴木選手、日本選手が真剣勝負のメジャーリーグの試合を楽しみにしている」と期待を込めた。