イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)(51)は7日、都内で行われた「セブン―イレブン・ジャパン×MLBパートナーシップ契約記者発表会」にスペシャルゲストとして登場し、米殿堂入りを果たした際の裏話を語った。
「あの時(米殿堂入り時)は、電話があることが前提なんですよ。それって僕初めての経験なんですよ。よくドラフト会議の日にセッティングされて指名を待つことがプロ野球ではありますよね。僕そういう立場ではなかったので待っているということはなかった。電話を待つという経験が初めてだった」と心境を語った。
また電話に出る際には「知らない番号からかかってくるので、こんにちはっておかしいじゃないですか。イチローですもおかしいじゃないですか。だからいたずら電話のていで電話を取ろうと思ったんですよ。だって知らない番号なんだからそもそも取らなくてもおかしくない。相手は英語で『ハロー』と言ってきたんですけど、僕は『はい』と日本語で言いました」と米殿堂入りを告げる電話をいたずら電話だと思って受けたエピソードを語った。