現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が7日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今オフにポスティングシステムでフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋投手(31)について語った。
マイナー契約となったことに「まさかマイナー契約とは思ってなかったけどね」と意外な契約だったとした落合氏。「マイナー契約っていうのは相当なキャンプの出来上がりがなければメジャー契約してくれないよ」との見解を示した。
サイドスローが通用するかについては「アメリカではそうそういるタイプではないにしても、やっぱりある程度スピードがなければっていうのが今のアメリカの野球だろうと思うんでね」と指摘。31歳の年齢についても「年齢的なものもあるんじゃないのかなと思う」とも話した。
青柳は2021、22年と2年連続で最多勝、22年には最優秀防御率のタイトルを獲得した。落合氏は「2年間タイトルを獲っていた頃から比べると、多少スピードが落ちてるだろうと思う。あとは頑張り次第じゃないのかな。まず第一歩を踏むっていうことだけは変わりないんでね。マイナー契約からメジャー契約を勝ち取れるように頑張ってもらいたいと思います」とエールを送っていた。