現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が7日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。桐朋(東京)からNPBを経ずにアスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎内野手(18)について語った。
森井は高校通算45本塁打で、投手としては最速153キロを誇る逸材。森井の名前を振られた落合氏は「名前だけ」知っていると答えた。
今後NPBを経ずに米球界でプレーする選手が増えるかもしれないことについては「前々からそういう話はあったことは事実だよ。大谷(翔平)もそのまんま行きたいっていうことで12球団にドラフトで断りを入れたくらいだから」と過去に大谷が当初は花巻東から米球界挑戦を目指した例を挙げた。「だから別に珍しいことでも何でもないんだろうと思う。日本の野球を飛び越えてやれるんだったら本人の選択の自由ですよ」と自身の見解を述べた。
「結果がどうなるか分からない」としつつ「それがなかったら日本の球界でドラフトにかかってるかどうかも分からないでしょ?だから自分の夢を追い求めていくということなんだろうと思う。向こうの暮らしが大変だと思うけども、頑張ってもらいたいですね」と期待した。