ミラノ・コルティナ五輪最終予選に臨んでいるアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が7日、北海道苫小牧市にある試合会場のnepiaアイスアリーナで調整した。
初戦となった前日のフランス戦で7―1と快勝。中1日で迎える8日のポーランド戦、そして9日の中国戦に向け、この日は午後1時30分から練習をスタートした。約40分間の全体練習を実施し、その後は個々やグループごとのトレーニングなどで汗を流した。
4チーム総当たりで1位となれば五輪切符を獲得できる。日本は世界ランキング7位で、ポーランドは20位、中国は12位。現在の順位は1位日本(3)、2位中国(2)、3位ポーランド(1)、4位フランス(0)となっている(カッコ内は勝ち点)。日本―ポーランド戦の前に行われる中国―フランス戦の結果次第では、8日にも1位が確定し、4大会連続5回目の五輪出場が決まる可能性がある。今予選で出場を決めれば、全競技を通じて日本勢で最初にミラノ・コルティナ五輪出場権を獲得する。
全体練習後には撮影に応じ「行くぞ!イタリア!」の掛け声のもと、笑顔を見せたスマイルジャパンの選手たち。地元の声援を背に切符をつかむ。