◇カーリング日本選手権第6日(2025年2月7日 神奈川・横浜BUNTAI)
女子で18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは、2次リーグ最終戦でフィロシーク青森を12―4で下した。1次リーグ2戦目から怒とうの6連勝で、既に進出を決めている決勝トーナメントへ弾みをつけた。
第1エンド(E)にいきなり3得点と好発進すると第3Eにも4点奪い、前半5Eで7―3とリード。第6Eに3点奪い、第8Eを終えて12―4となった時点で相手がコンシードで負けを認めた。
今大会7試合を消化し、スキップの藤沢五月の声はかすれていた。準決勝以降について「まず私の声がちゃんと出ること」と笑った司令塔は、「いいショットをつなげて最後の最後までチーム全員で決めることが一番大切かなと思う」と話した。
決勝トーナメント進出でミラノ・コルティナ五輪の代表候補決定戦の切符を得たロコ・ソラーレ。2次リーグはフォルティウスが1位、北海道銀行が2位、ロコ・ソラーレが3位となった。フォルティウスは9日の決勝に進み、北海道銀行とロコ・ソラーレが8日に準決勝を戦う。
ロコは1次リーグ初戦で北海道銀行に黒星。リベンジを果たして、日本一に王手をかける。