三菱重工浦和は7日、さいたま市内で新加入選手会見を行い、6選手が意気込みを語った。
飛び級でユースからトップ昇格した16歳のMF平川陽菜（ひな）は、高い技術と戦術眼を持つ1メートル70の大型MF。工藤輝央スポーツダイレクターが「スケール感がある」と太鼓判を押す逸材だ。「小学生の頃からずっと憧れてきたチーム。早くピッチに立ちたい」と初々しく抱負を語った。目標の選手像に挙げたのは、チームの大先輩の元女子日本代表FW安藤梢。「どんなポジションもできて監督の期待に応えられる選手になりたい」とレジェンド級の活躍を誓った。
なでしこリーグ1部の横浜FCシーガルズから加入したMF桜井まどか（21）は「デブライネ選手が好きなので、“マドライネ”になれるように頑張ります」と会場の笑いを誘った。同1部オルカ鴨川FCから加わったFW松尾美月（22）は「まずはWEリーグデビューが目標。得点に絡んでいきたい」と抱負。ユースからトップ昇格したDF秋本佳音（18）、FW藤崎智子（18）、FW前原嘉乃（18）も登壇した。
3連覇が懸かるリーグ戦は来月3日に再開初戦を迎える。同下旬には今季新設されたアジア女子チャンピオンズリーグも控えている。