Infoseek 楽天

小籔千豊 違法賭博疑いの芸人に喝!も「この子らだけがアカンみたいな雰囲気」ネット広告の問題指摘

スポニチアネックス 2025年2月7日 18時18分

 お笑いタレントの小籔千豊(51)が7日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1・50)に出演し、オンラインカジノで賭博をした疑いのある後輩芸人について言及した。

 双子のお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大と「9番街レトロ」のなかむら★しゅん(31)で、すでに任意で警視庁の事情聴取を受けている。所属の吉本興業は名前は明かしていないが、コンプライアンス(法令順守)違反の疑いから現在は事実関係を調査中で、当面の活動自粛を発表している。

 小籔は「何か処分が決まったら、粛々と受け入れてほしい」と話しつつも、「あの子ら2人はおもろいし、ええ子です。もったいないな、残念やな、これから売れそうやったのになという気持ちはある」と事務所の先輩として率直な感想を語った。

 そのうえで引っかかっているのは違法カジノのネット広告などが流れていることに対する不信感。「カジノCMがネットで流れてて、流していたプラットフォームには処分ないのか。この子らはアカンのでしょうけど、この子らだけがアカンみたいな雰囲気になってる。普通にダウンロードができて、勧める人もいたということも問題にしてほしい」と、SNS上の規制やペナルティーの必要性も訴えた。

 芸能ジャーナリストの中西正男氏は「あたかもホワイトのような顔をして近づいてくるかもしれないから気をつけてください、という内容のメールを全芸人に少なくとも昨年2度送っている、と聞いている」と、吉本興業も対策をしていたことを報告。それでも引っかかってしまう難しさを指摘した。

 米国人ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は「欧米ではリスクはかなり社会に認知されていて、日本でいうと、反社に近い扱いを受けている場合が多い」と、かなり注意深く社会で警戒されているという。その理由が「マネーロンダリングの温床にもなっているから。国によってはアクセスをブロックしています」と、日本よりも対策が進んでいることを紹介した。

この記事の関連ニュース