広島の2、3軍の選手37人と首脳陣らが7日、春季キャンプ第2クール以降の拠点となる宮崎・日南市に入った。8日から同市内の東光寺球場で練習する。
ドラフト1位の佐々木泰内野手(22=青学大)は「患部(左肩)の状態は問題なくできている。あとは日南でいろいろと確認動作があるので、それをこなしていければいいかなと思います」と冷静に先を見据えた。
昨年11月に左肩を脱臼した影響で今春キャンプは2軍スタート。広島などで行われた第1クールでは屋外での打撃練習を行うなど調整は順調ながら、新井監督は「焦らせる必要はない。まだゴーサインが出ていない」と昇格時期を慎重に判断する姿勢を示していた。
8日から始まる第2クール中の昇格は見送られる方針で、同クール中に1軍で行われる紅白戦2試合にも参加しない見込み。
「いつ(1軍に)呼ばれてもいいように、いまできることをやりたい。“いつでもいけます”という感じなので、そこからレベルアップできるようにやりたいと思います」と意気込んだ。