俳優の石田純一(71)が7日放送のFMヨコハマ「FLAG」にゲスト出演し、全盛期の年収について語る場面があった。
1988年放送のフジテレビ系ドラマ「抱きしめたい!」に出演し、34歳で“トレンディ俳優”としてブレーク。浅野温子、浅野ゆう子の“W浅野”との共演で人気となったが「今はトレンディドラマってだいぶ懐かしい話になっちゃうけど、当時はそれまでのドラマと全然違う、みんなが憧れるかっこいい、時代を先取りしたものだった」と振り返った。
当時は「昼も夜も仕事していた。その間を縫って遊ぶわけですよ。モデルちゃんとか…やっぱり楽しいわけじゃないですか」と回顧。パーソナリティーの石川舜一郎から「当時の最高年収が何億だ、みたいな記事みたんですけど」と聞かれると「そんな感じでしたね。3とか4とか」と年収3~4億円だったことを告白した。
「自分は使う暇がないからお金は貯まった」と言うが、「だけどマンションとか買いますよね。そしたらドカンと2年後3年後にバブルが崩壊して。僕の場合は例えば3億5000万円で買ったマンションが6000万ぐらいになって。その時に1億ぐらいローンが残っているわけで、だから6000万で売れても何もないものに対して4000万払い続けるという…だからバブル崩壊を一気に受けたのも我々の世代なんすね」とバブル崩壊で痛い目に遭ったという。
「自分はまあまあ楽しい人生、面白かったと思うがお金には縁がない。だからあまりお金で得しようとかお金目当てに何かをすることはない。人生を楽しむ、できれば人に愛され、社会のために役に立つというのが自分のテーマで。お金を追わないですね、追ったってツキがないんだもん」と70歳を過ぎてたどり着いた境地を語っていた。