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博多華丸 今も忘れられない五輪選手「泣けたぁ~!上村愛子は」

スポニチアネックス 2025年2月7日 19時13分

 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(54)と博多大吉(53)が6日放送のBS朝日「家呑み華大」(木曜後10・00)に出演。華丸が今も忘れられない五輪選手を実名で明かし、思い入れたっぷりに力説する場面があった。

 50代の2人がパジャマに着替え、あちこちに仕掛けられた固定カメラに囲まれて“サシ飲み”しつつ、ぼやきも含めて楽しくトークする同番組。

 そのなかで、放送翌日の2月7日は長野五輪が開会した1998年2月7日を記念して「オリンピックメモリアルデー」だという話に。

 ここで大吉は「なんっの思い出もない」とまさかの一言。華丸は即座に「え~?ふなきぃ~!でしょ」とツッコミを入れた。

 だが、華丸は忘れていたが、大吉は当時芸能活動を1年間休止。長野五輪はインドへ1カ月間の一人旅へ出かけていた時期とちょうど重なっているため、数々のドラマに日本中が感動した場面を全く見ていないのだという。

 スキージャンプ男子団体の“日の丸飛行隊”における「ふなきぃ~!」の名シーンも、その後に知っただけでリアルタイムでの感動はなし。そのため、見ていない自分が長野五輪について語ることはできないとした。

 すると、華丸は「上村愛子ね。上村愛子と里谷多英」と女子モーグルについてトークを展開。98年長野大会で金メダル、02年ソルトレーク大会で同メダルと2大会連続五輪メダリストとなった里谷とは対照的に上村は98年長野大会7位、02年ソルトレーク大会6位、06年トリノ大会5位、10年バンクーバー大会4位、14年ソチ大会4位と五輪に5度出場しながらメダルを手にできなかったことに思いをはせた。

 長野五輪当時は高校生で、大会前の五輪応援CMでは愛くるしい笑顔で早くも絶大な人気を誇っていた上村。実力者でありながら、なぜか五輪では挑んでも挑んでもハネ返されて表彰台に手が届かず「なんで一段一段なんだろう…」と自分の戦績を振り返る姿には日本中が涙を誘われた。

 このドラマを華丸は長野五輪からずっと見てきたようで「(長野五輪ではまだ高校生で)可愛かった!(髪の毛を)ビーズでね。“なんで一段ずつしか上がらないんだろう”って。泣ける!あれ…」と思い入れたっぷりに語った。

 「泣けたぁ~!上村愛子は。結局メダル届かないんだもん!ず~っと頑張って…里谷多英は一発獲って。大人だったしね。一発獲ってフジテレビ入社したけど。モーグルも(こぶの上をスキーで滑るという)紆(う)余曲折ある。人生山あり谷あり。そういう競技をして、そこを表現したうえで、しかも4年に1回しかない大会に一段ずつ上がっていく。結局4位で終わる。“なんで一段ずつなんでしょう私”って…。これ響いたぁ~!!!」と一気に語ると、「はぁぁぁぁ~…」と上村の胸中を想像したのか深いため息をついた。

 上村愛子さんは現在45歳。長野五輪を見ていない大吉も上村さんについて「千鳥世代」としたうえで「どうなったやろね…」とこちらも思いをはせていた。

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