元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が7日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」(金曜後6・00)に生出演。7日午前(日本時間8日午前)に行われる石破茂首相とトランプ大統領の初会談についてコメントした。
リモートで出演したニューヨーク在住のジャーナリスト津山恵子氏が「アメリカでは日米首脳会談がニュースになったことがない。アメリカの人は首相の名前も恐らく知らなくて、よく首相が変わるというのも理由にある」と米国民の日本の政治家に対しての認識を明かすと、泉氏は「そうなんですか!」と驚いた様子。
津山氏によると、アニメや漫画、伝統文化なども含めて日本や日本人への評価は「むちゃくちゃ高い」という。しかし同盟国として平和な関係が長く続いているため、政治に関しては日本との関係にあまり関心が持たれていないと現状を語った。
日本では、石破首相はトランプ大統領とどうやって良い関係を築くかに主眼が置かれた報道もあるが、「(両首脳の仲が)良くなるかじゃなくて、その結果日本にプラスになるようなことがあったかに注目すべきであって。気に入られたいがゆえに日本の負担に“イエス”と言ってしまうのはどうかと思う」と泉氏。
「日本の立場で言うべきことは言っていい。例えばパリ協定についても国際協調の観点から一定の懸念事項を伝えてもいいと思う」とも話していた。