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刑務所労務作業は時給40円 どうする?水原一平被告 大谷への賠償金支払い

スポニチアネックス 2025年2月8日 2時29分

 ◇水原一平被告 禁固4年9月と約26億円賠償

 禁錮刑とともに、大谷への賠償金として1697万ドル(約25億8000万円)、内国歳入庁(IRS)に対して115万ドル(約1億7500万円)の税金の支払いが言い渡された。支払いはIRSに対するものが優先され、大谷は“後回し”となる。

 税金を含む巨額賠償金の支払いの見通しは立たない。賠償金は自己破産が認められないため、水原被告は返済に追われることになる。判決では、収監されている間も四半期ごとに最低25ドル(約4000円)を支払うことや、服役が終了した後は毎月の収入の10%、最低200ドル(約3万円)を20年間納めることも命じられている。刑務所で収入が得られる労務作業は時給25セント(約40円)で、到底まかなえるものではない。

 地元メディア関係者は「今後、水原が多額の金を得るには、大谷と過ごした日々の暴露本を出したり、ドキュメンタリーに応じるしかないのではないか」との見方を示した。大谷への返済が大谷を利用するしかないという皮肉な状況になっている。

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