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【野球のギモン 知ってQ】西武・渡部健人「ボールをつぶす感覚」 打撃スタイル一新で飛距離アップ

スポニチアネックス 2025年2月8日 5時23分

 2025年の春季キャンプにおいて「野球のギモン 知ってQ(きゅー)」と題し、各球団の選手たちに野球の疑問をぶつけます。今回は西武・渡部健人内野手です。

 Q:南郷で拝見しましたが、バッティングフォームが洗練されてかなり軽々と球を飛ばせているように思いました。去年までと比べ意識を変えた点があれば、または参考にした選手などがいらっしゃいましたら教えてください。

 A:背水の5年目。西武・渡部健が「今までより飛距離が伸びている感覚はある」と語る理由は、打撃スタイルを一新したから。今回の宮崎・南郷キャンプでも立花打撃コーチからインパクトの感覚について指導を受け「これまでボールを(バットに)乗せる感覚で打っていたけど今はボールをつぶす感覚」と上から叩くことによってスピンがかかり、飛距離アップにつながっていることを明かした。

 20年ドラフト1位で入団。近い将来の中軸候補と期待された。だが、3年目の23年まで1軍出場は63試合で打率.202、7本塁打、27打点。4年目の昨年もわずか11試合の出場に終わり「現実を受け止めて、もう自分に厳しくやっていくしかない」と覚悟を決めた。

 今キャンプは食事制限も実施。ランチはおにぎり2個だけで、夜も野菜中心のメニューで「おなかはすきますよ。でも、動けるベストな体を目指している。空腹は炭酸水でごまかしています」と笑う。勝負の一年。野球に没頭している。

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