ドジャース・大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)、キャンプ地の米アリゾナ州グレンデールで自主トレを行った。同施設での自主トレはこれで5日連続となった。
午前8時44分に愛車ポルシェで施設に到着。前日6日(同7日)には元通訳の水原一平被告(40)に禁錮4年9カ月の量刑が言い渡されたばかりだが、この日は施設内にいた工事関係者との記念撮影に快く応じるなど表情は明るかった。
屋外に出るとウィル・アイアトン通訳、ヘッドアスレチックトレーナーのトーマス・アルバートが見守る中、ウォームアップの壁当てを開始。続いて、持ち手の付いたウォーターボール状の器具を両手で持って投球フォームの確認を入念に行った。さらには、ボールを重みのある小さなプライオボールに替え、傾斜板からノーワインドアップでやや強めの壁当ても繰り返した。傾斜板からの投球練習はここ5日間で初めて。壁当て後には指先を気にする場面もあったが、時折り甲高い笑い声を響かせるなど終始リラックスムードでトレーニングを消化していった。
その後はバットを持って室内練習場に移動し、51分間、滞在した。何らかの打撃練習を行ったとみられる。その後、クラブハウスへと戻った。
大谷も参加するバッテリー組のキャンプインは11日(同12日)となっている。(グレンデール・柳原 直之)