サッカーのU―20日本代表は8日、U―20アジア杯中国大会に向けた千葉合宿を打ち上げた。前日7日に完全非公開で練習試合を行い、この日は回復メニューで調整。コンディション不良で出遅れていたDF市原吏音(19=大宮)も実戦復帰したことを明かし、「少しずつ形になっているし、自信がついている」と手応えを口にした。
総合力の高いセンターバックで、ロサンゼルス五輪世代のリーダー格。今秋のU―20W杯チリ大会の最終予選も兼ねた舞台で、その存在を広くアピールする。「僕は海外に行きたい。めちゃくちゃアピールできて、いろんな人が注目してくれる大会。自分を証明できるこれ以上ない場」と気合たっぷりだ。
J2に復帰した大宮は、15日に今季開幕を迎える。数試合を欠場することになるが、「代表でのプレーが自チームでのプレーの評価になると言われたので気は抜けない。でもアルディージャのことは気にせず、代表にフォーカスしてアジアチャンピオンになって帰りたい」と力強く優勝を宣言した。
チームは9日に現地入り。14日の1次リーグ初戦でタイと対戦する。