昨季限りで第一線から退いた女子プロゴルファーの上田桃子さん(38)が8日、都内で行われたイベント「上田桃子プロ×リポビタン―ゴルフにファイトを!ジュニアクリニック―」に参加した。
女子のジュニアゴルファー対象にアドバイスを送るレッスンを実施。トークショーでは「緊張をすると本当の自分を知ることができる。だから緊張って凄くいいこと」と、金言を送った。
20年のプロ生活に一区切りをつけてから初のジュニア向けイベントを終えた上田さんは自身の今についても言及した。「これまで4時、5時起きだったから、朝早く起きないことがストレス。8時ぐらいに起きると罪悪感を感じる」と告白。この日、約1カ月ぶりにクラブを握ったそうで、「こんなにゴルフをしないもんだなと。ゴルフをしないことへの罪悪感はない」と笑った。
一方、毎日、6、7キロのランニングや1時間ほどのトレーニングを欠かさず、料理教室通いに加え、栄養学の勉強を新たに開始。「やりたいことはたくさんある」と現役時代同様、好奇心旺盛だった。