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元阪神監督・吉田義男さん葬儀 最後は「六甲おろし」でお別れ

スポニチアネックス 2025年2月8日 14時57分

 脳梗塞のため、3日に91歳で死去した元阪神内野手で、監督も務めた吉田義男さんの葬儀が8日、兵庫県西宮市内の斎場でしめやかに営まれた。

 球団初の日本一に輝いた85年当時、4番としてチームをけん引し、現在は球団のOB会長を務める掛布雅之氏(69)、リーグ優勝時は胴上げ投手となった中西清起氏(62)ら日本一メンバーも弔問に訪れた。

 掛布氏は「本当に感謝しかないですね。ありがとうございましたと。野球の基本をつくってくれた方。守る野球の大切さを教えられた。目をつぶると吉田さんの守る形だとかボールをさばく姿というのが頭の中で出てくる」と回想。また、阪神の秦雅夫オーナー(67)、粟井一夫球団社長(60)など球団関係者を含めて約200人が参列した。

 雪が降る中、最後は吉田さんが歌う「六甲おろし」が流れる中、出棺の時を迎えた。斎場前には手を合わせるファン姿もあった。生前、交流のあった方や教え子ら数多くの方々が永久欠番である「23」の数字と同じ2月3日に天国へと旅立った吉田さんを見送った。

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