元中日監督の森繁和氏(70=スポニチ本紙評論家)が8日、沖縄・宜野湾のDeNAキャンプを訪問。
ブルペンで投球練習を行った新人3人のピッチングに熱視線を送った。
ドラフト1位・竹田祐投手(三菱重工West)と同2位・篠木健太郎投手(法大)が同時に投球練習。
竹田について森氏は「ボールに角度がある」と第一印象を語った上で「左足を踏み込んだ後、ワンテンポ遅れて右腕が出てくる。普通と違うテンポなので打者はタイミングを取りづらいのではないか」と評した。
篠木は大きく振りかぶったワインドアップのフォームが印象的だったといい「非常に腕の振りが速いし、力強さを感じた。投げ終わった後もフォームにダイナミックさがある」と高評価。
同4位・若松尚輝投手(24=四国IL・高知)も熱のこもった投球練習。即戦力ルーキー3人は全て右投手だ。
投手陣はバウアーの復帰も決定し、先発の駒は揃っている。森氏は3人について「即戦力だとしても、焦らせる必要はない」とし、じっくり調整させる利点もあるとした。