お笑いタレント有吉弘行(50)が、8日放送のTBS系「有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。」(後2・00)に出演し、思春期のころの家族の悩みを打ち明けた。
広島出身の有吉が、同じ広島出身の「アンガールズ」らと故郷を旅する特番。世界各国を旅してきた有吉が「一番好き」と断言するのが、世界遺産・宮島の厳島神社だという。番組では、島のあらゆるところを散策した。
島の老舗旅館で、絶品料理に舌鼓を打つ一行。たけのこを使った料理が出されると、有吉は「たけのこを食べると思い出すね」と、しみじみと語り出した。
しかし、その内容は一行の想像を絶するものだった。「実家、おやじがあんまり働かなくて、1年中、居間にこうやってずっと寝てるんだよ」。体を後ろに倒してジェスチャーしつつ、「裏庭にたけのこがいっぱい生えていてさ、たまに暴れたたけのこが部屋から突き出したり。俺はそれをさ、おやじのこと突き刺してくれねえかなって。おやじがずーっと寝てるから、帰ってきたらおやじが上で刺さってさ…」。ダークすぎる願望に、田中卓志は「何ちゅう話をするの。いい話かと思ったらさ…怖いよ~」とツッコミを入れた。
それでも有吉は、さらに話を継続した。「働かないからさ、いい加減にしてくれよって、思春期のころさ。おやじがいつも家にいて嫌だなと思ってたからさ。たけのこが突き刺してくれねえかなって」と、少年時代の悩みを笑いながら振り返っていた。
有吉は、続いて運ばれてきた料理を堪能しつつ、「おやじに食わせてやりたかったな」とポツリ。情緒不明なコメントの数々に、田中は「どういう人間なんですか?はっきりして下さい!」とリアクションに困っていた。