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J1岡山の副将、江坂任「外国人とはどのクラブでも良いコンビネーションを築けた」ルカオに大化け期待

スポニチアネックス 2025年2月8日 17時0分

 昨季はホームで感動的な昇格切符を勝ち取り、クラブ史上初めてJ1リーグを戦うファジアーノ岡山。期待の大卒ルーキーや次世代のエース候補に加えてサプライズを持って韓国・蔚山現代から加わったのは日本代表歴もある江坂任(32)。宮崎キャンプで、鹿島との練習試合は2ゴールを挙げて活躍し、さすがの存在感を見せつけた。

 生まれは兵庫県三田市。神戸弘陵高から流通経済大へ進学し、プロのキャリアは群馬からスタート。大宮、柏、浦和と移籍を繰り返すたびに成績も残してきた。

 「割と外国人とはどのクラブでも良いコンビネーションを築けてきた自信はある」。柏ではクリスティアーノ、マテウス・サビオ、オルンガ、浦和のユンカーとも絶妙のハーモニーを奏でた印象は確かにある。岡山にはケガから復帰したグレイソン(29)に加えて身長191センチ、91キロの大型FWルカオ(29)という強烈な戦力がいる。「ルカオという猛獣を扱えるように頑張りたい。本当に能力は高いので、今年化けてくれれば」と江坂も期待を寄せる。

 「実は公式発表前に旅行先でバッタリ会って岡山加入を伝えた」。昨季に続いて主将を任せられる竹内涼(33)とはサプライズ感たっぷりの遭遇があった。「清水時代にホームでカットインから強烈なミドルを叩き込まれた記憶はある」という竹内は「ビックリしました、まさかと思って。でも嬉しかった」と歓迎する。主将と副主将、外国人との相性抜群の司令塔と猛獣。晴れの国で見事なハーモニーが熟成されれば初年度からの躍進も夢ではないのかもしれない。  (長嶋 久樹)

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