元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(43)が自身のYouTube「前向き教室」を更新。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の次戦挑戦者と報じられているアラン・ピカソ(24=メキシコ)戦を考察した。
米報道では6月14日にラスベガスで井上―ピカソ戦が実現すると報道されている。
ピカソは1メートル73の長身オーソドックスで、細川氏は「リーチも長いが距離を使うボクサーじゃない。好戦的で打ち合ってくる」と説明した。
細川氏の評価はグッドマン、ドヘニーよりは上で、ネリ、タパレス、もちろんフルトンよりは下。細川氏は「(王者にとって)イージーファイトになるんじゃないかな」と予想した。
ただ、「アメリカにインパクトを残す相手としてはもってこいかもしれない」ことも指摘した。
ピカソは32戦31勝(17KO)無敗1分けの実績とともに、メキシコの最難関国立大に通う秀才で、しかもイケメン。今最も注目されている若手ボクサーの一人だという。
その売り出し中のピカソに“聖地”のリングで圧勝することで井上の“市場価値”がさらに上がるのは間違いなさそうだ。