元巨人の江川卓氏(69)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。ドジャース入りした佐々木朗希投手(23)の平均球速が落ちた理由を指摘した。
佐々木の直球の平均球速は2023年シーズンが159・0キロだったが、2024年は155・8キロまで落ちた。
この原因について、江川氏は「メジャーが頭にあって球速を意識的に落とした」と推測した。
その理由を「ストライクゾーンに投げるため」と説明した。
ドジャースを始めメジャーのスカウト陣が毎試合のように視察していた。
メジャーでローテーションを狙うなら100球を目安に試合をつくれることを証明しなければならない。
江川氏は「力を入れて投げればボールになる可能性が大きくなる。ボール球が増えると100球を超えてしまう。近い将来メジャーにいくことを考えていたらストライクゾーンの中で勝負しないといけない。当然球速を落として投げる」と指摘。
佐々木の平均球速が落ちた理由を明快に説明した。
ただ、江川氏は「155、156キロの投手はメジャーにはいっぱいいる。佐々木さんが行っても特別速いわけじゃない」と解説した。