俳優で歌手の中島健人(30)が8日、大阪市内で行われた主演映画「知らないカノジョ」(28日公開、監督三木孝浩)特別試写会の舞台あいさつに共演のシンガー・ソングライターのmiletと登壇した。
目覚めると違う世界に飛び込んでいた人気小説家の青年が、自分の人生を取り戻す姿を描くラブファンタジー。司会者から「目覚めて違う世界だったら?」という問いかけに、中島は「再びケンティー(愛称)を目指すと思いますね」と即答。続けて「カフェの店員とかやりたかったんで、カフェバーを経営して、元気届けるメッセージでSNSバズって…」と“妄想”も披露した。
一方、miletは「たこ焼きやさんとか、いいかも」とふんわり回答。この日も差し入れのたこ焼きを「うれしすぎて3ついっぺんに口に入れて、大やけどした」と明かすほどで「いろんなお店に、おいしいたこ焼きの焼き方を聞いて回ったことがある」と意外な一面を明かした。
映画を振り返り中島は「素の自分が写っているような作品」と納得の表情。「普段アイドルもやってるんですけど、アイドルって完成されたものを届けるのがスタンダードじゃないですか。ここまで自分の顔をぐじゃぐじゃにして泣くとか初めてで。個人的にはホームビデオを見られている感じ。普段は完成しているんですけど、ここでは完成されていない中島直人が見られます」と、王子キャラらしく貴族風のあいさつポーズで一礼し、ファンのため息を誘っていた。