俳優の風間俊介(41)が8日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演し、出世作のドラマ「3年B組金八先生」の裏話を明かした。
1999年から放送された同作では、優等生を装いながら影で同級生たちに脅しやいじめをする兼末健次郎役を好演。同シリーズ屈指のインパクトを与えた。
役はオーディションで勝ち取ったとい、その面接の様子を振り返った。「僕、すっごいドラマが好きで、ドラマに出たいなとずっと思っていたので、オーディションに行って“今日はどんな思いで来てくれたんですか?”と聞かれた時に、“昔からドラマに憧れていて、僕の夢が叶うか、そこの分岐点に立っていると思います”みたいなことを言ったんですよ」。ところが、面接スタッフの反応は思いも寄らぬものだったという。「ディレクターさんの1人、女性の方だったんですけど、“ずいぶん優等生な答えだねえ”って言われたんですよ。これ、絶対落ちたと思って」と打ち明けた。
結果はまさかの合格。その理由は、台本を読んで分かったという。「台本を見たら、“そういうことか。優等生な答えがうさんくさかったんだ、きっと”と思って。だから、探していたんだと思います。優等生な答えをするけど、腹の奥に何かを抱えていそうな…。良かった~!と思って」と安堵したことを明かした。
後日、プロデューサーのコメントがテレビ誌に掲載。「“ピッタリだと思いました”って書いてあって。大丈夫?俺、ピッタリなのかな?って。結構、裏で暗躍するけど…」と本音を口にして笑っていた。