ミュージシャンの大江千里(64)が8日放送のフジテレビ「シオノギ・ミュージックフェア」(土曜後6・00)に出演。拠点とする米ニューヨークで、2度もロケに巻き込まれたエピソードを明かした。
シンガーソングライターとして「格好悪いふられ方」「十人十色」などのヒット曲を出した後、47歳だった2008年に歌手活動を休止して単身ニューヨークへ。音楽大でジャズを学び、現在は米国でジャズピアニストとして活躍している。この日は大江千里トリオとして歌手・森山良子とともに「涙そうそう」「Life Is Beautiful」を披露した。
トークコーナーでは、撮影現場に偶然居合わせて映り込んでしまったというハプニングを告白。1度目はドラマ、2度目は映画だったそうで「自宅で(エントランスを)開けたらシーンとしていて、青年が1人歩いていて。えっ?と歩き始めたら向こうの方にカメラの人たちがいて、僕も経験があるから“これ映画だ”ってすぐ思って。そのままこうやって歩き始めた」ととっさに自然な動作で“通行人”のふりをしたという。
撮影クルーからは「Natural!Natural!Come on!Keep on!」と声を掛けられたそうで、そのまま歩き続けると「カット!」の声が。無事に“演技”を終えると助監督から「You are the moviestar!」と褒められたそうだ。
大江は音楽活動の傍ら俳優としても活躍し、「君が嘘をついた」「十年愛」などのドラマや映画「君は僕をスキになる」などにも出演した。