◇カーリング日本選手権第7日(2025年2月8日 神奈川・横浜BUNTAI)
女子準決勝で北海道銀行が18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレを11―5で下して9日の決勝に進出した。
2日の初戦ではロコに7―5勝利。リベンジを狙うライバルを再び退けた。
2―2の第3エンド(E)、ロコ藤沢五月の最終投が痛恨ミスとなり、チャンスをしっかり仕留めて一挙4得点。第5Eに2点スチールされたが、第7Eに1点スチールに成功し、第8Eにも3点スチールすると、ロコがコンシードで負けを認めた。サードスキップの仁平美来は「つらかった…。勝ってホっとした。2点スチールされてから焦りと悩みがずっとあって、なんかつらくて」と涙を流した。
9日の決勝はフォルティウスと再戦。7日の2次リーグでの対戦では、5―5同点の最終第10Eに1点奪われて接戦の末に敗れた。リベンジ日本一で、26年ミラノ・コルティナ五輪へ道をつなげてみせる。
▼ミラノ・コルティナ五輪への道 既にSC軽井沢クとロコ・ソラーレが9月末までに開催される代表候補決定戦の出場権を獲得。今大会決勝はフォルティウス―北海道銀行となり勝者も決定戦に進むため、3チームでの五輪代表争いが確定した。今大会優勝チームは3月の世界選手権で五輪国別出場枠を獲得に挑戦。世界選手権で切符を得られなかった場合は、世界最終予選に臨む。