◇ドイツ1部第21節 フライブルク1ー0ハイデンハイム(2025年2月8日 フライブルク)
ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律(26)が8日、本拠でのハイデンハイム戦に先発出場。前半30分、圧巻の個人技から決勝点となった先制ゴールをアシストするなど1ー0の勝利に貢献。“ダービー”で攻撃陣をけん引する活躍を見せ、リーグ戦では約4カ月ぶりとなる連勝へと導いた。
堂安は試合後、この一戦を無料放送した「ABEMA(アベマ)」でのインタビューに応じ「もっと上手く技術や戦術を使えば楽に勝てたのかなという印象です」とコメント。試合を振り返り「今年のフライブルクを象徴しているゲームというか、ボールを持っている時にあまり打開策がない。そこは苦労してますし、ただ粘り強い守備は(出来たのかなと)…相手のクオリティもそこまで高くなかったので危険なシーンにはならなかった」と話した。
前半30分、味方のパスを絶妙なファーストタッチから右サイドを突破したプレーについては「相手が食いついてくるのが見えたのでイメージ通りでした」と手応え。今季リーグ戦4アシスト目となったピンポイントクロスについては「(味方)サイドバックの選手がきてるのも分かっていましたし、使おうかなと思ったんですけど、なかなかボールを触っていない時間帯だったので自分で行こうと。(その結果)質の高いクロスを上げられたかなと思います」と自画自賛した。
後半25分には左からのクロスを左足ダイレクトボレーで狙うもクロスバーに弾かれゴールならず。このシュートを振り返り「DFがブロックしてきたのが分かっていたので、なんとか当てないようにというイメージで蹴りましたけど…叩きつけるイメージは良かったですし、ちょっとバウンドしすぎたかなという印象です」と悔しがった。
これで今季はリーグ戦21試合で6得点4アシスト。スコアポイントを2桁に乗せ「フライブルクに来て3年目でようやく数字が充実しているシーズンですし、そこが求められてピッチに立っていると思うので。今シーズンはそこが改善出来ていると感じます」と言及。最後に「これからも今日のようにチームを助けられるように頑張りたい」と意気込みを語った。