俳優で歌手の京本政樹(66)が8日、ニッポン放送の「京本政樹のラジとばっ!」に出演。必殺仕事人の挿入歌作曲の裏話を語った。
京本は、もともと84年にシンガーソングライターとしてデビュー。次の曲の発売も決まっていたという。だが、「必殺仕事人」の出演が決まり、組紐屋の竜役で大ブレークした。京本は「やっぱりね、主題歌か挿入歌をレコード会社としては狙いたいわけじゃないですか。作るか?ってなって」と言われたという。
それまではお馴染みのトランペットのテーマ曲など、平尾昌晃氏の曲が使われていたため「平尾先生の曲を聞きまくりましたよ。それで提出したんです」と採用されたのが「哀しみ色の…」「闇の道」が2曲目のシングルとして売り出されることになった。
「それからね、僕は演歌チックな曲を書いている人のイメージがついていくんですね。コンサートはロックコーンサートバリバリやっているんですよ…。自分で言うのもはんですが、世間は組紐屋の竜の大ブームになるんです。自分のイメージが、なんだか訳がわからなくなるような状態になった」と振り返っていた。