俳優で歌手の京本政樹(66)が8日、ニッポン放送の「京本政樹のラジとばっ!」に出演。京本政樹が15年に作詞作曲した楽曲「Doubt~ダウト~」が、息子で「SixTONES」の京本大我(30)との共作だったことを明かした。
「これは、人生最後のシングルを出しておこうかな」と思ったのが同曲で、京本にとっては9年ぶりのシングルだった。
「やっぱね、曲って移り変わるじゃないですか。最初の頃、僕は歌謡曲が大好きな人間だったりとか、シンガーソングライター然とした。今の音楽と違うじゃないですか。やっぱりどうしたって」と話し「そんな時に、僕の側に歌を一生懸命作り始めている19歳くらいの若者がいたんですよね、すぐそばに。あっ!と思ってね。初めての試みだけど、若いこの彼とタッグを組んで共作をしてみようかなんて思って」ときっかけを語った。
京本は弾き語りをしながら「どう思う」と聞くと「それは違うなって一言。19歳の彼に言われましてですね。じゃあどうする?なんて言って」と作り上げたのが「京本政樹のラジとばっ!」オープニングテーマにもなった「Doubt~ダウト~」だった。
当時は作詞、作曲名は「Kyomoto Masaki t….」と記載されている。「共作でしたけど。今、帝劇で『モーツァルト!』やったりとかね。YouTubeで自分の音楽、作詞作曲したアーティスティックなART-PUTっていうのを発表したりとかしてます。若きT君はね…。皆さん、言わなくてもわかるでしょう、大我さんですよ、はい」と明かした。
さらに「当時言えばいいじゃないかって話なんですけども、当時言ったらもっと売れたんじゃないかって話もあるかもしれないんですけど…そういうことではなかった。若い人と作ってみたい。その感性と作ったらどうなるかな」と語った。
大我の所属する「SixTONES」のメンバーからも、1月21日の京本の66歳の誕生日にお祝いの連絡が来たと明かし「いろんなつながりがあって、ご縁があってこの46、7年、芸能界やってきたんだと思います。この9年間、10年間近くの中で出会った、新たなソウルメートもいるわけですよ。ソウルメートの絆もあって、この番組の復活にもつながった訳です」と語っていた。また1月に行われた「SixTONES」の東京ドーム公演にも言っていたと明かし「すごかったですよ。僕はそこまでのコンサートはやったことがない。息子たち、頑張れ!」とエールを送り、最後に「SixTONES」の「音色」をかけていた。