◇米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第3日(2025年2月8日 アリゾナ州 TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)
16年、17年大会覇者の松山英樹(32=LEXUS)は62位から出て7バーディー、1ボギーの65をマークし、通算8アンダーで19位に急浮上した。首位と10打差で最終日を迎える。
インスタートの松山は最初の10番で1メートルにつけてバーディー発進。13番パー5はバンカーからの第3打を寄せてスコアを伸ばした。315ヤードと距離の短い17番パー4は1オンに成功して2パットのバーディー。前半で3つ伸ばして折り返した。
後半は1番で7メートルのバーディーパットを沈めて、2番で落としたが、3番パー5で2オン2パット。4番パー3はバンカーからカップイン。連続バーディーを奪った。8番でも50センチにつけるスーパーショットでスコアを伸ばした。
ゴルフネットワークのインタビューでは「「きっかけみたいなものが少し出てきた感じはある。まだまだ精度は悪いけど、スコアにつながってホッとしている」と話した。首位と10打差で臨む最終日へ「明日いいものが出せるように頑張りたい」と意気込んだ。
ツアー未勝利のトーマス・デトリ(32=ベルギー)が65で回り、18アンダーで単独首位を守った。