ダイヤモンドバックスの看板選手コービン・キャロル外野手が、元サイ・ヤング賞投手のコービン・バーンズの加入を大歓迎し「かなり良い状態で戦えるはずだよ」とチームの現状に自信を深めている。大リーグ公式サイトが8日に報じた。
ダイヤモンドバックスは昨季の主力選手を維持しながら、補強にも成功。すでに実力派の先発陣で、ザック・ギャレン、メリル・ケリー、エデュアルド・ロドリゲスを擁していたが、ここにバーンズが加入。加えてガーディアンズとのトレードで長打力のある一塁手ジョシュ・ネイラーを獲得し、ケテル・マルテ、ユジニオ・スアレス、ルルデス・グリエルらとともに、攻撃陣も厚みを増した。2025年は同じナ・リーグ西地区のドジャースの地区王座に挑戦できるかもしれない。
「同じメンバーが多く残るのは僕たちにとってプラスになると思う。守備で投手を助け、攻撃でのびのびとプレーできれば、かなり良い状態で戦えるはず」とキャロル。ダイヤモンドバックスは昨季89勝を挙げたが、リーグ屈指の先発投手を加え、さらにその上をうかがえるという。キャロルはバーンズの加入に「めちゃくちゃ興奮したよ。もちろん彼のブルワーズ時代に何度も対戦した。だから、僕たちのチームに加わってくれて本当にうれしい。支配力のある投手だし、そのピッチングを見ればそれがよく分かる」と話した。
もちろん、ナ・リーグ西地区でドジャースを王座から引きずり下ろすのは簡単なことではない。しかし、ダイヤモンドバックスの目標は高く、チームのポテンシャルも十分だ。