TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)は9日、フジテレビ社員などに取材した様子を放送した。
元タレント中居正広氏の女性トラブルに端を発した、フジテレビの一連の問題を番組は特集。フジ30代社員と、フジのレギュラー番組を手掛ける制作会社プロデューサーに取材した。
日枝久取締役相談役について、社員は「独裁者とか言われていると思うんですけど、守られていた部分もかなりあるのかなって思います」とコメント。
「日枝氏が社員や会社を守っていた?」という質問には「重しになっていたのかなって。結局、実績ベースで世代交代していきましょうとなった時に、そんなにデカいことをできている人がいないんじゃないか。(取締役に)いてほしいということはないけど、代われる人がいないんじゃないかな。だから外部の方と(交代するべきと)言われていますけど、そういう時代なんだなと思います」と回答した。
自身の今後については「辞める理由がない。必要としてもらえるように頑張ろうって信じて、1個1個やっていくしかない」と述べた。
また、プロデューサーは「これから取材したいっていう会社に声をかけても、なかなかOKが出ない」と吐露。一方、現場のフジ社員からは前向きな声も聞こえてくるそうで「中堅ぐらいの方々と思うんですけど。“上のほうはこんがらがってます。僕らは前向きにいきましょう。フジテレビは変わっていくはずなので、きちっと進めていけば間違いなく問題は解決されていく”っていうような話はされました」と明かした。