国際弁護士の清原博氏(54)が9日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。違法オンラインカジノについて解説した。
昨年M-1グランプリ決勝に進出した人気コンビ「ダイタク」吉本大と「9番街レトロ」のなかむら★しゅんが、オンラインカジノで賭博をした疑いで、警視庁から任意の事情聴取を受けたことが5日、捜査関係者への取材で判明。2人は事実関係を認めているという。
オンラインカジノは他国で合法として運営されていても日本からアクセスし利用すると違法になる。
警視庁によると24年はオンラインカジノによる賭博事件の国内摘発者数は279。前年23年の107と比べると2倍以上と急増している。
ところが「オンラインゲームでの課金」と「オンラインカジノ」の線引きが「難しい」と清原弁護士。「“ゲームでお金をかけているんだ”っていうつもりでいたのに、いつの間にかオンラインカジノにハマってしまっているという事例もあると思う」と語った。
さらに両者の「線引きが今、非常にあいまいになってきているという現状」と説明。「一言で“オンラインカジノ、ダメですよ”って言葉では説明つくんですよ。でもオンラインゲームから入ってしまっているものだから自分はオンラインカジノをやっている認識がないという事例が」あるとし、警察などへ「はっきり線引きを示さないと」と提言した。