ノルディックスキーの雪印メグミルク杯ジャンプ大会は9日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で行われ、男子は52歳の葛西紀明(土屋ホーム)が1日のTVh杯(札幌・大倉山)に続き、国内主要大会で2週連続優勝を飾った。
1回目138メートルで首位に立つと、2回目も127・5メートルを飛び、合計250・8点をマーク。
小林陵侑(チームROY)らW杯遠征メンバーは不在も、健在ぶりを示し、W杯札幌大会(15、16日、大倉山)に向けて大きな弾みをつけた。
「2本目は距離を伸ばせなかったので微妙なところかなと思ったが、優勝できて本当にうれしい。2週連続で勝てたのは自信になる!」と葛西。W杯札幌大会で予選を通過すれば、自身が持つギネス世界記録のW杯個人通算578試合を更新する。