お笑いコンビ「令和ロマン」の〓比良くるま(30)が9日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。失敗ばかりのアルバイト時代を振り返った。
この日は同じ1994年生まれだというお笑いコンビ「バッテリィズ」のエースと東大出身のタレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司とトークを展開。
M-1グランプリで連覇を果たしたくるまに対し、エースが「くるまも何やってもいけてたやろ、それでいけるってことは」と話を振ると、くるまは「本当っすか。でもほか本当にやりたくなかったんですよ、ちゃんと」「俺もっといろんなもんやめて本当にM-1だったんで」と回顧した。
一例として「バイトとかしてたけど、全く全然」と語り、「僕フジテレビで6年ぐらいバイトしてたんで。それもディレクターぐらいになれるかもなって思ったけど、あまりに仕事できなくて」とぶっちゃけ。「なんか記憶力がむっちゃないんで、僕」と明かすと、伊沢は「あんなに漫才覚えてるのに」と驚いた。
「自分の言葉とか、自分勝手な記憶しかないんですよ」とくるま。「人の顔と名前とか覚えられないんですよ、全然。とか大事なこと、電話取って“誰々さんにおつなぎください”って言われて保留して、その間に他の人に話しかけられちゃったら抜けちゃうんですよ、ポーンと」とも明かした。
「マルチタスクみたいな。同時にやることが本当にできなくて。めっちゃ迷惑かけて。“お前また何やってんだよ!”“すいませ~ん!”みたいな日々」と苦笑した。
さらに「ウーバーイーツやっても、道めっちゃ迷うし。チャリ漕いでる方がすっごい楽しくなっちゃって、“あ、全然違う”気がついたらとんでもないところに」と話せば、エースは「意外やなほんまに」と目を丸くした。
伊沢はそれでも「結局は人が楽しめてないこと(M-1)を楽しめてるのは凄いっすよね、追い込まれたとはいえ」と感心すると、くるまは「ラッキーでしたね、俺はね」としみじみと話した。