ヤクルトやソフトバンク、メジャーでも活躍した五十嵐亮太氏(45)が9日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。甲斐拓也捕手(32)がFAで巨人移籍を選んだ理由を自身の経験をもとに推測した。
五十嵐氏は甲斐や石川柊太の移籍を知ったとき、「今まで獲る側だったソフトバンクから出て行くんだ」と驚いたという。
巨人の春季キャンプを取材にいくという番組パーソナリティーの石橋貴明(63)が「なぜ(ソフトバンクを)出たいと思ったのか聞きたい」と、甲斐への直撃を予告した。
育成から正捕手に成り上がり、チームの黄金期を扇の要として支えてきた。年俸など待遇面もチームトップクラス。それでも移籍を選んだ理由に石橋は興味があった。
五十嵐氏は「答えにくい質問からいきますね」と苦笑いしたが、石橋は「(ソフトバンクで)足りないものは何だったの?セ・リーグの野球を知りたかったのか」と仮説を立てた。
それを聞いた五十嵐氏は「それもあるんじゃないですか」と指摘した。
五十嵐氏自身、ヤクルトから海外FA権を行使して2010年にメジャー移籍。2013年に日本球界復帰のときはパ・リーグのソフトバンクを選んだ。
「僕もメジャー行って戻って来るときパ・リーグの野球が見たいのはありました。どう強いのか分かるし、他のチームで自分がどう見えるのか分かる。成長につなげることもできる」と、自身の経験も踏まえて他リーグを選ぶ理由を説明した。