女優の原田知世(57)が9日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)にゲスト出演し、代表曲「時をかける少女」への思いを語る場面があった。
番組パーソナリティーの落語家・笑福亭鶴瓶と映画「35年目のラブレター」(監督塚本連平、3月7日公開)で夫婦役を演じている原田。14歳で芸能界入りして今年で43年になるが「10代の角川映画をやっていた時代は覚えてないことが多いですね。3~4年の出来事なんですが物凄く濃かったし。20代、『私をスキーに連れてって』以降は自分の時間を楽しめる余裕が出てきた。自分自身を見つめるようになったのは20代になってから。それまではひたすら走る、走る、走るっていう感じ」と振り返った。
1983年公開の同名映画の主題歌「時をかける少女」は50万枚を超えるヒットとなったが、一時は歌うことにためらいがあったという。
「10代の頃に歌っていた感じと音の担ってきた自分がうまく合わさらなくなった瞬間が出てきて、1回歌うのを止めてみようと思ってしばらく距離を置いてみた」と当時を回顧。それでも「時を経てあるきっかけで歌うようになった」と明かし、「そうするとまた新しい歌に出合ったような。あの曲の素晴らしさをまた今凄く感じていて。だから必ずライブではいろんなバージョンで歌って。やっぱり喜んでくださるので大事にずっと歌ってます」と話した。