ヤクルトやソフトバンク、メジャーでも活躍した五十嵐亮太氏(45)が9日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。セ・パ両リーグともに昨季は1年目監督が優勝。今季は阪神1年目の藤川球児監督(44)が注目と明かした。
五十嵐氏は「ここ最近1年目の監督の優勝が多い。昨季はソフトバンクの小久保監督と巨人の阿部監督も」と、就任1年目でリーグ優勝を飾った両指揮官の名前を挙げた。
そして、「藤川監督がどうかですね」と阪神で就任1年目の新指揮官の采配に注目した。
ただ、小久保、阿部両監督ともに球団で2軍監督、ヘッドコーチを経験して監督就任している。
球団のフロントではあったが、指導経験がない藤川監督は立場が違う。
五十嵐氏は「1年目の監督はむちゃくちゃ難しさある。藤川監督のやりたいことを選手がどれだけ形にできるか」と課題を挙げた。
監督が替わり、チームの戦略も変われば、選手の役割も変わる。
「何を求められているのか戸惑いは若干ある。それが自分たちの形になってくるとまあまあいい勝ち方する。それをどの段階でできるのか、凄く興味ありますね」と、話した。
石橋は「でもピッチャーいいもんね、阪神。これから脂乗り切るピッチャーが5人くらいいる」と指摘。
同じくゲストの元日本ハム・杉谷拳士氏(33)も「阪神は一気に強くなる土台ができてきている」と称えた。
五十嵐氏は「でも昨季もそう言われて結局巨人が1位だった。まあ2位だったし、普通に戦えば強い。監督が替わって変わる可能性もある。そのへん、藤川監督の手腕に注目している」と明かした。