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【カーリング】ミラノ戦線残った!フォルティウス吉村「今より強く」三つ巴決戦で“五度目の正直”必ず

スポニチアネックス 2025年2月9日 19時27分

 ◇カーリング日本選手権最終日(2025年2月9日 神奈川・横浜BUNTAI)

 女子決勝でフォルティウスが、北海道銀行を延長死闘の末に8―7で下して日本一に輝いた。

 延長の第11エンド(E)、スキップ吉村紗也香がウイニングショットを決めると、メンバーの目に涙が浮かび、歓喜の輪が広がった。吉村は一昨年に長男を出産。復帰しての日本一には、また違った喜びがあった。

 「日本選手権、気づいたら3年ぶりで。でもこの場が凄く楽しくて、毎試合毎試合かみしめて試合をやっていた。家族の支えがあって、こうしてまた戻ってこられてプレーできて。出産して戻るというチームの理解も凄くあって。周りの理解がないとできなかったなと思う。信じてスキップというポジションを任せてくれたことを凄く感謝している」

 3月の世界選手権(韓国)には日本代表として26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠獲得に挑戦。「まだここは通過点。世界選手権で日本の五輪の権利をしっかり取りたい」。そして、9月にはSC軽井沢、ロコ・ソラーレと代表候補決定戦を戦う。

 4年前、北京五輪の代表候補決定戦ではロコ・ソラーレに連勝しながら、悪夢の3連敗。吉村は常呂高3年だった10年バンクーバーから4大会挑戦しながら、まだ五輪を知らない。「フィジカルも技術もさらにレベルアップして今より強くなったフォルティウスをお見せしたい」と気合を入れ直した。

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